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日本茶×函館の深~い(?)ハナシ

函館とお茶の意外な関係

函館とお茶にまつわる様々なお話をご紹介



丸山園茶舗 代表取締役社長

井ヶ田嗣治(いげたつぐはる)さん

 

昭和12年創業の「丸山園茶舗」は、日本茶葉・茶器全般を幅広く取り扱う希少な専門店です。社長の井ヶ田さんは、静岡県茶業試験場でお茶の歴史や科学を学び、その後もさまざまなお茶の生産地に接して研鑽を積んだ"お茶のプロ"。学校の家庭科の授業や各所で講座を行い、函館の街に「楽しいお茶の魅力」を普及するよう尽力しています。今回、函館とお茶の意外な関係について教えてもらいました。

函館に縁のあるお茶の偉人

日本の緑茶・紅茶の技術に多大なる貢献を果たした、明治時代の茶葉研究家 多田元吉(ただもときち)さんをご存じでしょうか?

 

多田さんは江戸末期、箱館五稜郭にあった箱館奉行所で働いていました。北方警備の命令を受けていましたが、箱館戦争の直前に江戸へ戻され、旧政府軍と新政府軍の激しい戦いから難を逃れました。もしもこの時、多田さんが箱舘戦争に巻き込まれ命を落としていたら、日本の茶文化はここまで発展しなかっただろうとも言われています。

 

彼は明治維新後、現在の静岡市丸子に茶園を開き、明治8年(1875年)から中国、インドへお茶の勉強のために派遣されます。明治初期から中期の日本では、生糸とともにお茶が日本の輸出の主力商品でした。特に紅茶は世界的に需要が高かったため、そこに着目し、茶業振興を図ろうとした政府から、明治政府の役人に抜擢されたのです。

 

日本人で初めてダージリンやアッサムなどの紅茶を学び、帰国後はインド式の紅茶製造技術を全国に広めました。茶の品種改良(茶樹の育種)の研究といった紅茶の技術は緑茶製造にも応用され、緑茶の大量生産の道を開きました。

 

もしも歴史がほんの少し違っていたら、現代のようにいろいろなお茶を口にすることは、なかったかもしれませんね。

函館の水で淹れたお茶はおいしい

お茶の味を決める重要なポイント、それは水。「おいしくない」というイメージが強い水道水ですが、実は函館の水道水は類をみないおいしい水なのだそうです。

 

そのヒミツは函館周辺に広がる保安林にあります。この保安林は、大正の頃から水源の水質を守るために植林されて誕生しました。北海道内でも多くの地域が河川を水源としていますが、函館はこの保安林で良質に保たれた水を水源としています。だからとってもフレッシュ!ミネラル分が適度に含まれていて、クセのない爽やかな口当たりです。

 

水が良質だと、収穫物もお料理も、そしてお茶もおいしいんですね。

函館の"お茶のプロ"が教えるおいしい淹れ方

いかがでしたか?函館にまつわるお茶の話を聞いて、改めて日本茶に興味を持った方もいると思います。

最後に、函館の"お茶のプロ"が教える日本茶の淹れ方を紹介します。日本茶それぞれにおいしい淹れ方があるので、次のページを見て実践してみてくださいね。

次のページおいしいお茶の淹れ方

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