地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

函館市・北斗市の地域情報サイト「まいぷれ」函館市・北斗市

函館市・北斗市(函館市・北斗市・亀田郡七飯町・上磯郡木古内町・茅部郡森町・茅部郡鹿部町)エリア選択

大学生と地域の魅力を発信! 「まいぷれ」×函館大学 コラボ企画をご紹介します

函館大学で学ぶ!『環境』について

更新)

韓国でGXを学ぶ。函館大学で始まる“実践型”国際プロジェクトとは?

「SDGs」「GX」という言葉を耳にする機会が増えた今。
函館大学では今年、新たな国際プロジェクトが動き始めています。

そのテーマは、“環境・エネルギー”と“地域課題”

今回は、函館大学で地域政策やサステナブル分野に関わる薗 諸栄(その しょうえい)先生にお話を伺いました!
2026年度から始動する「韓国GX比較研究プロジェクト」について、立ち上げの背景や学生への想い、そして函館という地域だからこそできる学びについて話を伺いました。

韓国でGXを学ぶ。今回のプロジェクトとは?

今回のプロジェクトでは、韓国にある大学と連携し、日本と韓国におけるGX(グリーントランスフォーメーション)の違いを比較研究していきます。

GXとは、簡単に言えば「環境問題への対応と経済成長を両立させていくための社会変革」のこと。

最近ではニュースでも、

・洋上風力発電
・再生可能エネルギー
・カーボンニュートラル
・脱炭素
などの話題を目にする機会が増えています。

 

一方で、「言葉は聞いたことがあるけど詳しくは分からない」という人もまだまだ多いのが現状です。

だからこそ今回のプロジェクトでは、“実際に海外へ行き、現地で学ぶ”ことを重視。

韓国の学生たちと交流しながら、

・日本と韓国のGX政策の違い
・地域ごとのエネルギー課題
・地方都市における取り組み
・学生視点での課題分析
などを研究していきます。

「研究」で終わらせない。目指すのは“政策提案”

今回の話を聞いていて印象的だったのは、このプロジェクトが単なる海外研修ではないということ。

「最終的には自治体へ政策提案できるレベルまで持っていきたい」

 

つまり、

「海外へ行って終わり」ではなく、学ぶ・比較する・地域課題を考える・提案する
という“実践型”のプロジェクトを目指しているのです。

実際、函館大学では以前から地域フィールドワークや調査活動も行われており、学生たちは函館駅や商業施設などで市民へのインタビュー調査を実施。

「GXという言葉をどれくらいの人が知っているのか」
「環境問題に対してどんな意識を持っているのか」

といったテーマで研究を進めていたそうです。

その中で見えてきたのが、“地域と環境をつなげて考えられる人材”の必要性でした。

海外を知ることで、自分たちの地域を知る

今回のプロジェクトでは、韓国の学生との交流も大きなテーマになっています。

ただ、“国際交流そのもの”が目的ではありません

 

「外を知ることで、自分たちの地域をもっと深く考えられるようになってほしい」

例えば、

韓国ではどんなエネルギー政策が進んでいるのか
日本との違いは何か
函館や道南地域に応用できる考え方はあるのか
など、

“比較”することで新しい視点が生まれる。

 

地域の中だけで考えていると当たり前になってしまうことも、外の事例を見ることで課題として見えてくる。

それが、このプロジェクトの大きな価値なのかもしれません。

1年生から参加可能。すでに多くの応募も
このプロジェクトは1年生から4年生まで参加可能。

函館大学は、海外にいくつか姉妹校協定を結んでいる学校があり、今年度入学者の中にも
協定校から2名留学のために函館大学に来てくれました。

 

説明会にはすでに多くの学生が集まっており、

特に最近は、

・留学
・海外研修
・国際交流
・フィールドワーク
などに興味を持つ学生も増えており、「大学生活で何か挑戦したい」と考える人も多くなってきました。

 

一方で、今回のプロジェクトはかなり本格的。

 

事前勉強会や研究活動も予定されており、決して“旅行感覚”ではありません。

それでも学生たちが集まってくる背景には、

「実践的な経験をしたい」という想いがあるように感じました。

「大学で何をするか」が変わり始めている

今の大学生は、ただ授業を受けるだけではなく、

・SNS発信
・地域活動
・インターン
・プロジェクト運営
・学外連携
など、学外での活動にも積極的に取り組む人が増えています。

 

今回のプロジェクトも、その流れの一つ。

 

“知識を学ぶ”だけではなく、“実際に動く”ことで得られる経験が重視され始めています。

 

地方大学だからできない、ではなく、
地方大学だからこそ地域課題に近い距離で挑戦できる。

そんな可能性を感じる取材でした。

函館から始まる、新しい学びの形

現在、函館大学では、現代社会の流れから”環境について学ぶ”ということへの可能性を視野に

『環境ビジネス副専攻』というものを新たに作り、

環境に関わる知識や、カーボン会計などといった

『環境×商学』の学びに力を入れています。

 

環境、エネルギー、地域課題、そして国際交流。

一見バラバラに見えるテーマですが、実はすべてこれからの地域社会に必要な要素でもあります。

韓国での学びを通して、学生たちがどんな視点を持ち帰るのか。


そして、その経験が函館や道南地域にどんな形で還元されていくのか。

 

函館大学の新たな挑戦に、今後も注目です。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

人気のキーワード