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盛田町長に聞いた!!鹿部町の魅力と未来

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『海と山』そして『人のつながり』を育む”鹿部"という町

北海道南部(道南エリア)にある『鹿部町』に行ってきました。

噴火湾に面したこの街は豊かな海産物や温泉資源に恵まれ、多くの観光客が訪れる魅力あふれた街です。

 

今回は、鹿部町の盛田町長に鹿部町の魅力や今後の可能性など貴重なお話を伺ってきました!!

海と山の恵みを守る

道南地域は函館を中心に海産物のイメージが強いと思います。

その中でも噴火湾に面しているこの鹿部町はたらこ昆布などが有名で、水産業が街の重要な産業として発展してきました。

 

しかし今回の取材の中で印象的だったのが町長が
『海だけではなく山も大切』ということを繰り返し語っていたことです。

 

私たちは取材当日、道の駅や漁港周辺だけではなく、自然公園や町内各地を巡ってきました。

その中で、町のどこにいても海と山の距離が近く、その豊かな自然が鹿部町に住む人々の日常の一部として存在しているということを感じました。

 

鹿部町は決して大きな町とは言えない。
しかしそんな小さな町の中に海・山・温泉・食といった多くの魅力が凝縮されています。

 

町長は『魅力はたくさんある。でもまだまだ発信が足りない』と話していました。

 

だからこそ、単に観光地としてではなく、鹿部町で暮らす人々が大切にしてきた『自然との共生や文化』を伝えていかなければならないのかもしれません。

町長が大学生だったら?

取材の中で、町長にこんな質問を投げかけてみました。

『町長が今大学生だったら、この鹿部町でどんなことに挑戦したいですか?』

すると帰ってきた返答は意外なものでした。

『商品開発から販売、PRまで全部やりたい』

現在鹿部町では、青のりの陸上養殖など新しい産業づくりへの挑戦が進められています。

 

町長は、そのような取り組みに学生として関わり、商品を作るだけではなく、

どのように売るのか、どのように魅力を伝えるのかまで実践してみたいと語っていました。

 

この話を聞いて印象的だったのは、町長自身が非常にビジネス的な視点を持っていることでした。

 

地域活性化というと行政主導のイメージを持ちがちだが、鹿部町では「地域課題をビジネスで解決する」という考え方が根底にあるんだなと感じました。

 

実際に鹿部町では、函館大学は授業の一環で地域活性化に向けた取り組みの中で商品開発を行い販売を行っています。

 

若い世代だからこそ見つけられる課題やアイデアもあると思います。。

 

もし大学生の皆さんが鹿部町を訪れる機会があれば、観光客としてだけではなく、地域づくりの当事者として関わるという視点を持つのも面白いかもしれません。

観光から『体験』へ

鹿部町には温泉、海産物、自然景観など多くの観光資源があります。

 

しかし町長が目指しているのは、単に観光地を巡るだけの観光ではありませんでした。

「鹿部町の内側を知ってもらいたい。」

 

その言葉どおり、現在町ではエコツーリズムブルーツーリズムといった体験型観光に力を入れています。

 

例えば昆布が育つ海と、それを支える山の関係を学ぶプログラム。

漁業や自然環境について地域の人から直接話を聞きながら、実際に現場を見て回る。

こうした体験を通して、観光客は単なる消費者ではなく、地域のストーリーを共有する参加者になる。

 

私たちも町内を巡る中で、ただ景色を見るだけでは分からない鹿部町の歴史や文化、人々の思いに触れることができました。

 

「見る観光」から「知る観光」へ。
そして「体験する観光」へ。

エコツーリズム・・・ 地域の自然や歴史・文化などの固有の魅力を観光客に体験・学習してもらい、その価値を理解することで環境保全や地域活性化へとつなげる観光のあり方

 

ブルーツーリズム・・ 海や沿岸部の漁村地域に滞在し、漁業体験やマリンスポーツ、地域住民との交流を通じて海の魅力を体感する旅行スタイル

目指すのは『自立できる地域』

町長が描く将来像の中で最も印象的だったのが、「自立」というキーワードでした。

 

近年、日本各地では人口減少や少子高齢化が進み、多くの地方自治体が課題を抱えています。

 

そんな中で鹿部町が目指しているのは、食料やエネルギーを地域で支えられる持続可能なまちづくりです。

北海道胆振東部地震によるブラックアウトなどを経験したことで、地域のつながりや地産地消の重要性を改めて感じたとおっしゃっていました。

 

『いざという時、本当に頼りになるのは身近なコミュニティ

だからこそ町長は、 地域がそれぞれ強みを持ち、自立していくことが大切だと語っていました。

 

行政だけではなく、企業や地域住民、若者たちも一緒になって未来をつくる。

鹿部町の挑戦は、地方創生の一つの見本になる可能性を秘めている。

鹿部町の『未来』と『可能性』

取材の最後、町長はこれからの鹿部町について多くの夢を語ってくださいました。

温泉熱を活用した新たな産業。

海産物や海藻を活用した商品開発。

若者による地域ビジネスの創出。

そして、子どもの頃から地域課題を自分ごととして考えるアントレプレナーシップ教育。

 

どれも単独の取り組みではなく、「未来の鹿部町」を形作るための挑戦。

 

特に印象的だったのは、「この町の課題は自分たちで解決する」という言葉でした。

人口規模だけを見れば決して大きな町ではない。

しかし、だからこそ一人ひとりの挑戦が町全体を動かす力になる。

 

今回の取材を通して感じたのは、鹿部町には豊かな自然や特産品だけではなく、それらを未来へつなげようとする人々の熱意があるということでした。

海と山の恵みを守りながら、新しい価値を生み出し続ける鹿部町。

その未来には、まだまだ多くの可能性が広がっています。

ぜひみなさん鹿部町に一度足を運び、鹿部町の魅力に浸かってみてください!!

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。