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(更新)
前回に引き続き、私がシドニーでの生活で感じた注意点やギャップをご紹介!

シドニーの路面電車、ライトレール

LGBTQ+にフレンドリーなデザインのベンチ
皆さん、こんにちは!オーストラリアのシドニーに留学中の学生ライター鈴木です!いつもご覧いただきありがとうございます!
本日も前回に引き続き、シドニーで数か月間生活していた中で感じたギャップや注意点を”リアル”な目線で紹介していきます!今回のテーマは「公共交通機関」と「多文化社会」です。
前編はこちらのリンクからご覧ください↓↓

オパールカード(大人用)
日本ではSuica、函館ではイカすニモカが有名な、いわゆる「交通系ICカード」の紹介です。シドニーが属する「NSW州(ニューサウスウェールズ州)」の公共交通機関で利用可能な交通系ICカード、オパールカード(Opal Card)。チャージ式のカードで、どんな公共交通機関もこのカード1枚で好きなだけ乗ることができます。
シドニーの公共交通機関はクレジットカードやApple Payなどのスマホ決済にも対応しています。ではなぜオパールカードが利用されているのか。それはズバリ、利用金額の上限が設定されている所にあります!上限以上は何度利用しても無料!週ごと(月曜日)にリセットされます。
また1週間の利用金額の上限はAU$50と定められています。
1週間の利用金額の上限はAU$25と定められています。
それでは早速、公共交通機関の話に入っていきましょう!

シドニーの電車
シドニーの公共交通機関は大きく分けて『電車』・『バス』・『フェリー』の3つです。どれも毎日住民や観光客の足として東西南北に跨り運行しています。これらすべての交通機関はシドニーが属する「NSW州」の政府が管理しています。ではでは早速順番に、まずは『電車』から見ていきましょう!
シドニーの『電車』は全部で3種類:
電車は市内中心部と東西南北の街を繋ぐ、列車です。早朝から深夜まで運行しています。どの列車も基本的に2階建てで、子供たちも楽しく利用できると思います。
メトロは完全自動運転の高速鉄道です。水色のマークが目印で、シドニーの北側から南側を結んでいます。線路に人が間違っても入り込めないように、ガラスで完全に仕切られており、安全性も抜群です。
そしてライトレールは函館市民にとっても馴染み深いものであると思います。いわゆる路面電車!中心部と一部地域を走る電車で、観光客にとって無くてはならないものだと思います。私もよく利用しますが、電停といい線路といい、何だか函館を思い出してしまいますね笑。
そんな電車のルールを見ていきましょう。

メトロの駅は水色のMが目印!

プラットフォームは安全性抜群!
これまで何度かお伝えしている通り、”公共”交通機関なわけですから、子供からご老人まで幅広い世代が利用します。みんなが快く利用できるよう、ルールを定めるのは当たり前ですよね。
例えば、電車内での飲酒、タバコ…だったり、無賃乗車だったり…。これらは勿論全て違法です。日本でも正直耳にしませんが、実際これらに違反して捕まる人は後を絶ちません!実際私も電子タバコを電車内で吸う若者たちを何度も見たことがあります。それを見てると、ぎろっと睨み返してくることも、しばしば。おまわりさん、取り締まりの強化、お願いします…!
これ以外に、海外ならではの変わったルールやしきたりも。例えば、
というものです。正直2つ目は慣れるまでにかなり時間を要しました。イヤホンをつけずに音楽を聞いている人や動画を見ている人、電話をしている人はほぼ毎日見かけます。迷惑にならない範疇であればと聞きましたが、日本の電車に慣れている人からすると煩わしく感じる人がいるのも無理ありませんよね。慣れた、とはいえ、やはり私には今後も出来そうにありませんし、する必要もないですね笑。

電車内の座席の様子。ふかふかです。
シドニーで電車を利用する上で、これだけは絶対にお伝えしたいことが、”トラックワーク”です。私も何度もこの不便を経験しているので、注意喚起という意味合いも込めて、大きく見出しを付けました。
日本では運行を終了した深夜帯に行われることが多いものですが、こちらでは事前に予告の上で、週末や時々平日にも行われます。確かに週末は平日に比べて、利用者数は若干少ない印象ですが、土日を狙ってお出かけする人や観光客にとってはかなりの痛手と言えます。
電車が利用できない代わりに無料の代替バスが運行されますが、所要時間は電車の倍以上。無料とはいえ、電車が無いことの不便さを心の底から実感できます。これは電車に限らず、メトロやライトレールでも同様ですので、どうかご注意ください!!
では続いて、バス・フェリー事情です。サクッと見ていきましょう。

朝から晩まで1日中運行するバス
シドニーの終電は夜中1時から1時半となっています。そして始発はだいたい朝の4時頃です。夜遅くまで飲み歩いていた人は帰る手段がありません。そんな人たちを助けるのが『バス』です。他にも電車の駅がない街の住民のシティ中心部への移動手段としてもバスは利用されています。そんなシドニーのバスですが、日本のバスと大きく違う点があります。
私がシドニーに来て個人的に1番ギャップを感じた部分です。
⇒日本のバスは人がバス停にいれば少なからず止まってくれますが、こちらは手を上げない限り、素通りされます!私のステイファミリーが「それは古い考えだ」なんて話していたことがありました。当時まだシドニー生活1か月目だった私は、それを信じてバス停でバスを待ちましたが、どのバスも止まることはありませんでした笑。
⇒これは日本と同じだ、と安心した皆さん。実はちょっと違いまして…。「次は○○、○○に止まります」日本のバスでは次の停留所の名前が自動音声でアナウンスされますが、それは一切ありません。常に油断大敵です!
日本のバスは定刻より早くバス停に到着すると基本的にその場で停車して待機してくれます。しかしどうやらシドニーのバスは「早さ命」の部分があるようで、定刻より早く着こうが遅く着こうが、乗る人も降りる人もいない時は待つことはありません!そんなのアリかよ…。正直目を疑いました。

サーキュラーキーのフェリー乗り場。
最後に、フェリーをチラッと紹介。観光遊覧船のイメージが正直強いのは無理もありませんが、立派な公共交通機関です。シドニー北部から通勤や通学のためにフェリーを利用する方もいるのだとか。何せ私は朝にフェリーには乗らないため、見たことはありません笑。でもフェリーで通学。。。ちょっと憧れてしまいますね。
上の写真はサーキュラーキーのフェリー乗り場です。ここからフェリーに乗ると、オペラハウスやハーバーブリッジを間近で見ることができます。夜に乗るとその美しさと来たらもう…。シドニーに来たら一度は乗ることを強くオススメします!!
ここまで、シドニーの公共交通機関についてご紹介しました。続きまして、「多文化社会」についてご紹介します!

オーストラリアは多文化国家として非常に有名な国ですが、特にシドニーは市民の半数が海外生まれという、移民の街です。国の強みは「多様性」と謳うほどに、多種多様なルーツを持った人々が共生し、共存する社会を作り上げてきました。今回のテーマはシドニー生活での”注意点”です。「多文化社会」における注意点とは、『異文化理解』です。これはある意味で1番難しい部分なように感じます。日本や世界と比較しながら見ていきましょう。
日本でも度々問題となる、性の多様性。世界で見てもこの問題は国によって理解度は大きく異なり、同性愛を認める国からそれは違法だとして法律で罰する国まで。私がシドニーに来て感じた、大きなギャップの1つはこの多様性にあります。シドニーが街をあげてLGBTQ+コミュニティの権利を尊重しており、それに対する偏見を持つ人はあまり見たことがありません。

このカラーリングに見覚えがあるでしょうか。これはレインボーフラッグと呼ばれるもので、これもまたLGBTQ+コミュニティの権利尊重を表しています。このモニュメントにとどまらず、この旗やマークは街の至る所にあります。店の前にこのマークが貼られていると、その店はLGBTQ+に対してフレンドリーである、という何よりの証拠です。
実際私もこの国で知り合った人に、LGBTQ+に属する方がいました。その方はそれを隠すどころか、そのことに対して非常に開放的でした。私や周りの人たちは、それに変な目を持つことなく接しました。これは普通のことに見えて、世界には普通として考えない人がまだまだいるのが現実です。「性の多様性」を身近に感じることで、改めて考えるきっかけとなりました。そしてその神秘的な部分を感じることが出来た気がします。

アボリジナルフラッグの壁画
私が小学生の頃、この民族を「アボリジニ」として学習しました。結論から言うと、この言い方は差別的な表現として使ってはいけない表現とされているとシドニーで教わりました。オーストラリアの先住民族であるアボリジナルピープルですが、かつてイギリスがオーストラリアの土地を植民地支配した際に迫害や差別を受けた歴史があります。アボリジナルピープルの人口はオーストラリア全土のおよそ3%と言われていますが、その3割以上がシドニーなどの大都市で生活しています。実際街を歩いていると、伝統楽器を駅前で演奏している人たちを見たことがありますが、その人々はアボリジナルピープルだと聞きました。

この差別問題は今もなお根強くオーストラリアに残っていると聞いたことがありますが、北海道の歴史と関連する部分がある気がしました。以前、大学で「アイヌ文化」について学んだことがあります。アイヌ民族もまた、先住民族でありながら入植者たちによって迫害、差別を受けた歴史を持ち、その問題は今もなお残り続けています。
シドニー、並びにオーストラリアの都市を訪れる際は、アボリジナル文化に関する博物館などの施設を訪れることをお勧めします。皆さんの中に、観光をするうえでの見方や考え方に何か変化をもたらすかもしれません。何よりお伝えしたいことは、「このような深くて暗い歴史の上に、今の私たちがいる」という現実です。
いかがでしたでしょうか?シドニーに留学や観光目的での滞在をする上で、注意すべきポイントや日本での生活とのギャップについて知る、考えるきっかけとなれたら、と思います。次回からは、留学をするうえで知っておいてほしい点や何か楽しい・明るい話題もお伝えしていければ、と思いますので、今後もどうぞよろしくお願いいたします!
今回はここまでとなります!ではまた!
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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