歴史ある函館市電の運行拠点! 市電好き注目の駒場車庫をご紹介
函館市駒場町にある函館市電 駒場車庫。地元民にとってはお馴染みのスポットですが、市電ファンにとっては憧れの聖地です。車庫には昭和20年代の路面電車の姿を今に伝える500形(530号)などの貴重な電車やカラフルな車両がズラリ!敷地内の教習所実験室には、模擬運転台や貴重な部品なども展示されています。
※駒場車庫は、路面電車感謝祭などのイベント時以外は一般公開していません。
駒場車庫は1934(昭和9)年の函館大火で被災した新川車庫に代わって同年末に完成しました。その後、1936(昭和11)年開所の柏木車庫と1966(昭和41)年開所の梁川車庫と合わせた3車庫体制に。1973(昭和48)年に梁川車庫、1974(昭和49)年に柏木車庫が合理化のため閉所してからは、函館市電唯一の車庫となり今に至ります。
車庫の作業場では、市電の安全運行に欠かせない保守管理が毎日休みなく行われています。毎朝の「始業検査」、3日ごとにブレーキ関係のチェックを行う「3日点検」、1か月ごとにパンタグラフなどの目視点検を行う「月検査」、4年ごとの「重要部検査」、8年ごとの「全般検査」が行われています。こまめに行われる保守管理が市電の安全運行に繋がっています。
車庫内には、国土交通大臣指定の「電車乗務員養成所」が設けられ、教習所実験室には「模擬運転台」が設置されています。模擬とはいえ実際に使われていたものを利用しています。そのほか、市電の系統板や貴重な各種部品、モーター、停留所の行燈なども教材として展示されています。
函館市電の前身となる「馬車鉄道」の歴史について記されています。それによると「馬車鉄道」は1897(明治30)年に地元の商人・佐藤祐知氏が開業、その後1913(大正2)年に電化。大正2年までは、馬が客車を牽引していました。平成10(1998)年4月26日に佐藤氏の偉業を称え、「函館馬車鉄道記念碑」の除幕式が行われました。「函館馬車鉄道記念碑」は、函館市交通局の敷地内に建てられています。歩道に面しているので見学は自由です。
全国でも現役は珍しい「500形」
カラオケやイベントで活用「AMUSEMENT TRAM」
函館港まつりで活躍「花電車」
2000形/3000形
8000形/8001形
710形/800形
バリアフリー仕様の完全低床車「らっくる号(9600形)」
観光客に人気の「箱館ハイカラ號(39号)」
函館市電の軌道の除雪を担う「ササラ電車(排形または雪形)」
函館市電 駒場車庫 | |
住所 | 函館市駒場町15-1 |
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
函館市若松町8-14
[ 海鮮居酒屋(海鮮丼・寿司・かに) ]
旬の素材をふんだんに使った豊富なメニューが売りのお店
函館市杉並町23-16
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通いたくなる住宅街のパン屋さん
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本格寿司をリーズナブルに堪能
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[ 食堂・居酒屋(海鮮/釜めし/定食/かに) ]
海鮮丼だけじゃない! 新鮮魚介を“釜めし”で味わう!
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熟練の技で仕立てる旬の味わい
函館市若松町9-15
[ 食堂(海鮮丼・いか刺し・定食) ]
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